こんにちは!こんばんは!女性営業マンとして日々奮闘している「なっちゃん」です!
「最近なんとなく、仕事に行きたくない」とか「なんだかもう営業でやっていくのは無理な気がする」と感じている人へ。
やめてしまいたい思いと、やめる勢いのない葛藤に、苦しんでいませんか。ひょっとすると心に疲れがたまっているのかもしれません。
そこでこの記事では、【営業に疲れたあなたが今後の道を選ぶ際に考えておきたいこと】を紹介していきます。
私も思い当たることがありますが、「みんな頑張っているし」と疲れを放っておかなaいでください。
新たな道も具体的に視野に入れることが出来たら、きっと心が楽になりますよ。
営業に疲れた時に考えること2ステップ

勢いでやめてしまうと後悔するんじゃないか、という懸念はもっともです。確かに、営業の仕事が苦痛でやめてしまったものの「この先どうしよう?」と別の悩みが出てくるのもつらいですよね。
ですが「もうだめだ…明日から会社行けない…」となってしまっては手遅れです。今のうちに冷静に今の状況を振り返ってみましょう。
ステップ1:今の仕事「見直しリスト」の作成
まずは今の仕事のいいところ、嫌なところを挙げてみてください。 例を下記に記します。
・営業同士の人間関係はアットホーム
・直行直帰ができるのはラク
・直属の上司と話がしやすい
・目標数字がきつい
・営業事務が非協力的
・人を嫌いになりそう
・毎月、同じことの繰り返し
・残業代がない
・営業部長と反りが合わない
・仕事量が多い
・住宅手当がない
見てほしいポイント:「疲れ」は「職種」によるものか
「人間関係によるもの」や「やりがい」「会社への不満」に当たる項目は「営業職だから疲れた」わけではありません。すべての不満やつらさをごちゃまぜにして考えていないか振り返ってみましょう。
この点は、転職アドバイザーの方もアドバイスしています。
「営業を辞めたい」と思われている方は、そう感じている理由(要因)を明確化してみてください。更に、「営業を離れれば今の不安や不満は解決できるのか」を考えてみてください。
引用先:m.マイナビ転職
ステップ2:4つのグループに分けて分析
「今の仕事の嫌なところ」が「職種」によるものが大きいとわかったのであれば、さらに嫌なところを下記の4つに分けてみましょう。
- 根本的な問題で、自分では解決できないこと
- 根本的な問題で、自分で解決できること
- 一時的な問題で、自分で解決できないこと
- 一時的な問題で、自分で解決できること
【1】の場合
転職を考える余地ありです。自分で解決できない上に、根本的に問題があるケースは、場所を変えるのも一つの手段です。
【2】【4】の場合
自分で解決できることなら、解決方法を考えてみます。自分1人で対処するのは難しくても、上司や同僚に相談するなど、何かできることはあると考えてください。
【3】の場合
自分で解決できないことでも、一時的なものならしばらく様子を見ます。時間経過、人事異動など、状況が変われば問題解決となる可能性が高いです。
実際に営業に疲れていた人に聞きました

現在は営業職を離れている、かつて同じ職場だった元営業マンたちにお話を聞いてみました。営業ってぶっちゃけどうだった?何に1番疲れていた?などの質問に対しての本音トークです!
休みがなくて疲れていたTさんの場合
Tさん:営業歴8年
【8年営業職を経験した後、30歳で健康体操教室のコーチに】



Tさんは結局、結婚を考えていたので営業職は避けました。
営業マン時代は、日中は主に法人顧客のアポに、夜と休日は個人顧客のアポに出かけていたTさん。休みがほとんどなくて「早死にする!」と叫んだこともあるといいます。
ただ「人が好き」な部分は変わらなかったため、転職先は接客業を選びました。

開拓営業に疲れていたKさんの場合
Kさん:営業歴2年半
【2年半営業を経験した後、25歳の時に異動で同じ職場の営業事務に】



しかし今は仕事のマンネリと、目に見える数字がなくなった分、昇級へのアピールポイントがあいまいなことが課題だといいます。
今の事務職の1年と、営業職時代の1年とでは内容の濃さも違うと感じているそうです。

以上、2人に営業職を離れたその後のことまで聞いてみました。営業職だけが仕事じゃないことがわかりますね。
ただ、営業職と共通して大事なことがあったり、違う職種にもデメリットはあることもわかります。
営業職から離れるために

もし現状の疲れが分析の結果、職種によるもので【根本的な問題】且つ【自分で解決できることではない】のであれば、無理に営業マンでいる必要はありません。
「いつかいいことがある」と信じて頑張っていても、先に心が折れきってしまったり、体調を崩してしまっては元も子もありません。
嫌な仕事を続けていても不幸なだけです。自分に合った仕事を探すには、やはり自分で動かなくてはなりません。 私の周りにも営業職を離れようと行動に移した人たちはたくさんいます。
「3年は続けろ」という言葉の呪縛から逃れる
それでも「3年は続けろ、って言葉もあるし…」などと思い切りが出てこないという人は、こちらの動画をご覧ください。
考え方で参考になる部分を抽出すると、
- 「人材というマーケットの中では自分の相場(価値)を高めるのが大事」
- 「経験を積めば相場は上がる、大体10年毎日同じことを繰り返せばだれでもプロになる」
- 「今の仕事を【3年】続けることで、自分の描くキャリアに対しての経験が積めるならOK」
- 「しかし本来、向いていることならスキルアップは早い」
- 「その仕事に向いている人にとっては得意なことをやっている中で、自分は向いていないと思うならハンディキャップを背負ってやっていることになる」
- 「だから、3年待たずに辞めてもいい。別に向いていることや得意なフィールドがわかっているならね」
ということですね。少しは心は軽くなったでしょうか。
「営業職」から向かう先-3つの道-

「営業職」→ 「同じ会社で別の職種に異動」
人事と話す機会を逃さない
若手社員でも平社員でも構いません。人事の人から「最近仕事どうですか?」と仕事の話を振られたら、それとなく異動したい部署があることを話しましょう。
こうして一歩、異動へのチャンスが広がります。
異動希望を出す
人事との面談機会はありますか。面談でなくとも、異動希望の申告機会はありますか。心の中で営業職から離れたいと願っていても、異動希望を出さないことには始まりません。
正式に申告ができる機会があれば、異動希望を出しましょう。
一度でも希望を出したら言い続けること
もし一度でも部署移動の希望を出したら何年でも続けましょう。「どうせ希望通らないし」と簡単にあきらめてはいけません。
私の同期たちの中にも、希望を出したら枠があいていて一発で通った人もいれば、もう少し営業を経験したほうがいいと言われて数年後に希望が通った人もいます。
「営業職」→「転職」
営業職を辞めたい理由を考える
営業マンが、営業職に向いていないと感じてしまう背景にはさまざまな理由があります。失敗しない転職をするためには、先に自分で分析したメモを活用しましょう。
「営業職」ならではの「嫌なところ」を避けられるような職種を選ぶことが、自分に合った転職先への就職につながります。
未経験の職場でも役立つ営業スキルを洗い出す
仕事は決して一人ではできません。営業で身に着けたコミュニケーション能力は、円滑な人間関係を築くための力になります。
他にも「営業職」を経験したことで身についたスキルを洗い出すと、転職先に応募するときの自己PRのポイントとなるでしょう。
転職エージェントに登録する
自分で分析はしてみたものの、このまま営業職を続けたほうがいいのか、それとも他の職種があっているのか…。どんな仕事なら自分に合うのかわからない人もいるでしょう。
そんなときには転職エージェントで相談に乗ってもらってください。人気ランキングで高い評価の転職エージェントを3社ご紹介しておきます。
【高評価1社目:リクルートエージェント】

・ 転職成功実績No.1の転職エージェント
・業界最多の非公開求人数(12万件以上)
・選考のポイント・社風まで分かる「AGENT REPORT」あり
【こんな人におすすめ】
アドバイザーに相談して自分に適した職種がわかったら、ある程度自分で転職活動を進めていける方におすすめです。
【登録方法】
スマホの画面をタップしていくだけで3分程度で登録が完了します。
【低評価の理由】
デメリットとしては、メールの対応が遅いという口コミが見受けられることでしょうか。求人の質>サポートの質になってしまうのは、それだけ利用者が多いとも取れます。
気になる方はこちら→リクルートエージェント
【高評価2社目:JACリクルートメント】

・管理部門やファッション、アパレル、スポーツ業界など営業以外の得意な職種や業種が豊富
・各業界や職種に特化した総勢650名のコンサルタントがサポート
・非公開求人は全体の70%以上
【こんな人におすすめ】
ある程度営業職を経験している30代以上の方や、他の職種で経験を積んでいたが、いきなり営業に異動となってしまって合わないと感じたまま過ごしている方などにおすすめです。
【登録方法】
登録に関しては、年収や職歴、経験してきた業界などを記載する必要があります。
【低評価の理由】
人気ではあるのですが、実績がないと案件を紹介してもらいにくいようです。他の会社へスキルや実績などの「手土産」を用意できているとベストです。
気になる方はこちら→JACリクルートメント
【高評価3社目:type転職エージェント】

・関東に対応地域を集中した求人件数が30000件
・転職後、約71%の人が年収アップに成功
・企画・事務、クリエイティブ職への転職も得意ジャンル
【こんな人におすすめ】
首都圏在住で、初めての転職や第二新卒の方におすすめです。転職活動が難攻しているときには履歴書などの添削もしてくれます 。
【登録方法】
利用する場合は、サイト内の転職支援サービスで就業状況や経験職種などの登録からスタートです。
【低評価の理由】
デメリットはなんといっても首都圏に案件が集中していることでしょう。首都圏在住の方にとっては近辺で豊富な求人を揃えているエージェントになりますが、地方の方には転職活動がしにくいようです。
気になる方はこちら→type転職エージェント
「営業職」→「個人事業主」
しっかりと仕事内容を決めておく
まず一番先に脱サラする前に自分が企業しようとしていることに対して細かく決めておきましょう。
- どんな仕事内容か
- 何をすればいいのか
- 売り上げを上げるためにどうすればいいのか
実際に起業しても失敗しないように、しっかりと自分が描いている仕事を具体化させておきます。
店舗を持つ場合は物件の下見などを済ませる
リアルで店舗などを開く場合は、給料を会社からもらって働いているうちに下見などは済ませておきましょう。いろんな物件を見て決めるのにはそれなりの時間を要します。
条件などを吟味し、しっかりと決めたいのであれば、サラリーマンとして働いているうちがよさそうです。
起業のスタート時期からの年間スケジュールを作る
起業してできるだけリスクを低くするために、起業してからとりあえず1年間のスケジュールを組み立ててみましょう。
1年のスケジュールがまともに立てられないのであれば、まだ起業に関して考えが甘いといえます。
起業してしっかり生計を立てていくのであれば、そこまで入念に計画しておくにこしたことはありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- 営業に疲れたときには「職種」によるものかを分析する
- 営業職から離れてラクになった人は多い
- 営業職を無理に続ける必要はない
- 営業職から離れる先は【異動】【転職】【脱サラ】の道がある
以上をお伝えしてきました。
営業職のストレスでつらい思いをしている人が、この記事で少しでも楽になれることを願っています。
ありがとうございました。